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PV400Wで暮らしてみようと思う。しかし、PV400Wで果たしてどこまで出来るのだろうか?と言う訳で、分らないから試してみるのだ!
 ソーラー発電400W生活 (蓄電池)  〜 バッテリー編〜
          
 独立型太陽光発電を実際にやってみて思うことは、今更ながらではありますがバッテリーの重要性と難しさです。
負荷容量を把握し、バッテリーの放電深度を決め、設置環境や調達コスト、寿命などを考慮して選定する必要があります。
バッテリーの使用方法を誤ると、バッテリー寿命を著しく縮めたり、感電や爆発の危険もあります。

 先ず基本事項ですが、「オフグリッド(独立)型太陽光発電システム」は、電力会社の送電網に接続して売電のできる系統連携システムとは異なり、自産自消をするためにバッテリーに充電して使います。バッテリーにはいくつかの種類がありますが、ここでは入手しやすく、かつ管理のしやすい鉛蓄電池を使用しています。私の使用 している充放電制御装置の取扱説明書には鉛蓄電池専用と記載があります。

 ソーラーパネル(太陽光発電モジュール)とバッテリーを組み合わせて使用するオフグリッド型発電の場合には、バッテリーの的確な選定と管理が重要だと思われます。

「スターターバッテリー」と「サイクルバッテリー」
 太陽光発電プラントに、自動車用などに使用されている一般的なスターターバッテリーを使用することは可能ですが、
それは適切な選択・使用ではないようです。
 スターターバッテリーは、オルタネーター(発電機)によってエンジンが動いている間は常に充電されながら、すなわち、
ほぼ満充電に近い状態で使用されることを前提として設計されているそうで、このバッテリーの多くは、深い放電をして
しまった場合には、電極が傷んで再充電を行っても蓄電能力が大きく低下してしまうのだそうです。

 サイクル(ディープサイクルとも言う)バッテリーは、放電と充電を交互に繰り返して使用される蓄電池として、比較的
深い放電にも耐えられるように設計されているそうで、放電しても再充電で満充電とすることができ、さらに蓄電能力の
低下が微かであり、加えて充放電を繰り返し行えるという太陽光発電にも向いた特徴を持つのだそうです。
 ただし、私の使用する充放電コントローラー「TS-MPPT-60」の取説には、「サイクルバッテリーは特に硫酸化現象の
影響を受け易いバッテリーです。」と、記載があります。

 

    
以下は、私のバッテリーの履歴です。

         
システム電圧12V (初期)  
 
品番 SMF27MS-730 並列接続

システム電圧24V (現在)  
   
品番 SMF27MS-730 直列接続

UPSから取り出した密閉型バッテリー  
   
品番 

システム電圧24V (全体)  
   M31MFは、充電電圧16Vを要求する。直列接続だと32Vになる。
しかし、インバーターは30Vになると 過電圧でシャットダウンしてしまう。
そこで、多くはこの使用を断念してSMF27MSでお茶を濁すことになる様だ。
品番 M31MF